- »
- 釣り
- »
- 2015年5月奥飛騨温泉郷の渓流釣行(その2)
初日、夕暮れまで残り時間が少ない。
薄暮の夕まず目まで釣りをすると民宿たからすぎに到着するのが遅れる。
夕食など迷惑をかけるかもしれないと不安がよぎる。
しかしこの絶好の時間を有効に使いたいと相談し意見が一致、夕まず目には少し早いけれど6時半まで釣ることにした。
4時からの2時間半が勝負となる。
今日の納竿は蒲田川と決めた。
多少増水気味であるが、ポイントがないことはない。
下流域を江川が上流域を宮野さんが狙うこととなった。
4月に比べて雑草が繁茂し遡行が難しい。
そのためどうしても川の中を遡行することが多くなる。
下流域の手前からじっくりと狙うことを決めて竿を出す。
背後に人の気配を感じ振り返ると宮野さんがいた。
「どうしたの、上流はと聞くと、時間も遅いのでこのあたりで釣るわ」と言う。
「了解。では下へ行きます」と別れる。
左岸の石垣に埋めこまれた大きな石を伝いながら下流に向かう。
左岸沿いには流れのつきあたりで、流れが右に変わるポイントがある。
流れの上流に投餌し、流れが捩れゆっくりと流れるポイントでイワナがヒットした。
取り込みは抜きあげるしかないが、岩伝いに場所を移動し、タモに納めたのはきれいな25cmのイワナだった。
下流の大岩の陰で27cmのイワナをゲットしたが、後はウグイの猛襲に会う。
水温が10℃と低いにもかかわらず、ウグイが活発である。
20cm以上のウグイを4~5匹放流した。
宮野さんは30cmの尺イワナを筆頭に28cm、27cm、26cm他の大物イワナをゲットしていた。
流れのゆるい浅瀬での釣果であった。