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- 2014年9月奥飛騨温泉郷の渓流釣行(その2)
宮野さんが蒲田川の大淵のところで竿を出していた。
「大淵をやりましたか」と聞くと、「竿が短く対応していないので、やってください」という。
ではということで大淵の落ち込みから流して深みに餌を流すと、小気味よい当たりがあり18cmほどのヤマメがヒットした。
その後も16cm~18cmのヤマメが3匹ほど釣れた。
藤井さんは良型のヤマメを3匹ゲットしていた。
雨が降り続く中、場所を平湯川に移すことにした。
平湯川も若干増水しているようで、大物の釣れるポイントまでは遠い。
無理をすれば移動できるが危ないので自重する。
右岸の小さな淵で18cmほどのヤマメをゲット。
泡中に投餌して流すと23.5cmの良型のヤマメがヒットした。
餌はブドウ虫。
突然滝のような豪雨が襲ってきた。
土砂降りである。
危険なので、急遽釣りを切り上げ車に戻る。
雨具を付けているとはいえ、袖口から入ったしずくが両袖を濡らす。
しばらく車の中で雨をやり過ごす。
さて次はどこへ。
この土砂降りで川は一気に増水、濁りも出ることが予想できる。
濁りが出れば釣り場も限定される。
蒲田川は、茶色の濁流が押し寄せている。
想像以上だ。
支流は雨の影響は少ないかもしれない。
支流の笠谷を見る。
濁流が渦を巻いて流れ落ちる。
今までには見たことがない光景だ。
おそらく上流域で河川工事をしているのかもしれないと自分達を納得させる。
高原川の田頃家も濁りがひどい。
そのうち家庭ゴミや木が流れ出した。
これは危険の兆候である。
早々に竿をしまう。
今日はこれで納竿とした。
翌日は雨も上がりやっと晴れた。
昨日の平湯川に入渓する。
人が入渓した形跡はない。
すぐに宮野さんが大きな流れの開きで大物を逃がした。
期待が持てるかもしれない。
流れの泡中で18cmほどのヤマメをゲットした。
開きでも数匹のヤマメをゲットした。
右岸の小さな浅いプールで、藤井さんが大きなイワナを釣りあげた。
25cmもありそうな立派なイワナだ。
同じ場所で立て続けにイワナをゲット。
最長寸は26cmもあった。
合計4匹も上げ、信じられないが大満足な釣果となった。