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- 2014年6月奥飛騨温泉郷の渓流釣行
6月の渓流釣りは、雪代と梅雨の雨がダブルに影響する厳しい釣り行になることが多い。
今回も例年にもれず雪代が残っているうえに、1週間ほど日本列島に雨が降り続き、釣り行の3日間とも雨が降る最悪の条件となった。
特に高原川上流の蒲田川は、北アルプスを源流に持つ急峻な渓流で、水嵩は高く、ポイントは大岩の影などに一部を残すだけであった。
平湯川は、焼岳を源流に持ち、雨が降ると濁りがすぐにも発生する渓流である。
平湯川の濁りは、下流の高原川まで広がっていく。
この時期は支流での釣りが主体となる。
大きな支流の跡津川の上流域を探ったが、発電所奥の大堰堤は、砂防の大工事中であった。
工事の騒音や川の汚れがどれほど渓魚に影響するかは不明だが、上流域でのあたりはほとんどなかった。
跡津川の攻めどころは、当面、発電所より下流域ということになるだろう。
支流域では、ウグイに悩まされ、目当てのヤマメやイワナに出会えることは少なかった。
本流のわずかなポイントを探して、丹念に釣り歩き、やっと24.5cmのヤマメと23.5cmのイワナを釣ることができた。
雨の中を移動し、釣り歩く。
結構体力を消耗するようで、疲れている自分を発見する。
そんな中、昼食をとりながらの栃尾温泉の足湯は、疲れを癒し、ひと時のリフレッシュには最適であった。
もう若くはないのだから無理は禁物だとあらためて自分に問い直した。